多種盛りだくさん情報配信中ブログ:15 10 2016

10-06

おいらの親父は膵臓ガンになってしまった。
もって6ヶ月とのこと…

「なんじゃそりゃ…」
はじめて聞いたとき、ボクは全然実感がなかった。

おれは、親父が風邪をひいた姿すら一度も見たことがなく、
「からだが丈夫なだけが自慢だ」
とお父さん自身も常々言っていた。

そんなお父さんがガンだなんて…

ぼくは母が嫌いだけど、父は大好きだ。

俺が高校を卒業して
芸大の写真学科に行きたいって言ったときも、
母親はつぶしがきかないと言って反対していたけど、
お父さんはやりたいことをやるべきだ!と賛成してくれた。

わたくしにとって、親父は良き理解者だったのだ。

1日一日と、
日ごとにやつれていくお父さんを見て、
「もう助かる見込みはないんだな」と悟ったとき、
おいらは父が楽しそうなところを撮影することに決めた。

バイト先のギャラリーが
14日間個展をさせてくれると言ってくれた。
私は、大好きなお父さんの写真集をつくろうと決めた。

死んでゆく人の最期を写真に撮るなんて不謹慎だ!
…という人もいるかもしれない。
でもパパは「面白そうだな」と言ってくれた。

病室で呼吸器をつけられた父を撮影した。
パパが営んでいたうどん屋の常連客が次々と病室に訪れて、
あまり多くを話すことはできないけれど、
やさしい表情で迎える父を写真に撮った。

お父さんが亡くなって、ミーは親父の写真展を開いた。
ギャラリーに訪れたお父さんの常連客や弟子たちは涙を流し、
写真集をめくりながら、パパとの思い出を語ってくれた。

写真はおれと親父との共同作品になったと思う。
ママとの関係も少しずつよくなってきている。

あたくしはパパの子供に生まれて、
本当に良かったと思う。

こうじ酵素
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